塾なしで偏差値39から立命館大学に一年で合格した僕の体験談について【番外編】
皆さんこんにちは! 立命館大学2回生、塾講師経験のあるタイジュです!
今回は『塾なしで偏差値39から立命館大学に一年で合格した僕の体験談について【番外編】』を書かせていただこうと思います!
こちらの記事は今回の記事は『塾なしで偏差値39から立命館大学に一年で合格した僕の体験談について②』の記事の続きとなっています。そのためそちらをお先にご覧になってからこちらの記事を読むようにしてください。
いきなりですが、皆さんは受験期のスランプを経験したことはありますでしょうか?
受験生にとってスランプとは受験における一番大きな壁であり、ここを乗り越えることが出来るかどうかが受験の合否を左右するキーポイントとなっています。
受験生の中にはスランプを抜け出せず受験を諦める人や、志望校のレベルを下げる人などがとても多く見られます。
しかしこのようなことで受験を諦めてしまったり、志望校を下げてしまうというのはとても勿体ないように感じます。
今回は僕のスランプ期の体験談を通して、もし皆さんがこのような状況に陥ってしまったときにどのように対処するべきかということについてお話しさせて頂こうと思います。
そのため今回の記事は9月から11月にかけての僕のスランプ期のお話を中心に解説させていただきますので、若干今までの記事とはテイストが違うようなものになっていますのでよろしくお願いします。
【スランプ期】
僕のスランプ期の始まりは9月の頭ごろで、スランプに陥った大きなキッカケは初めて過去問を解いた時のことでした。
当時は第一志望が具体的には決まっておらず、とりあえず関関同立を目指していたため関西大学の過去問に挑戦してみました。
結論から申し上げますと、テストの出来は最悪でした。
英語は4割5分、国語4割、日本史6割ほどでした。
「えっ、普通にやばない?」
先ほども書かせていただいたのですが、当時の僕は勉強以外に費やすような時間は睡眠以外なく、その睡眠でさえも5時間ほどでそれ以外はすべて勉強に捧げていました。
それにも関わらずこの結果だったので、自分には勉強の才能がないと失望してしまいました。最初から自分自身が不器用な人間であるということはわかっていたものの、実際にこのようにして数字で出たときはとてもショックでした。
とはいっても今までの勉強してきたことをこの一瞬で棒に振るわけにはいかず、一か月ほどいろいろな勉強法を試してみました。しかし、どれほど改善策をとっても自分の成績をうまく上げることが出来ず、関関同立に合格できる希望が全く見えませんでした。
その結果、今までたまっていたストレスが爆発して勉強を全然しなくなりました。
そうとはいっても現役で学校には通っていたので受験や勉強の話が耳に入ってきます。
一時期はそんな環境でさえ嫌すぎて親に黙って学校をさぼって家でゲームをしたり、友達と遊んだりしていました。
まあもちろん先生に怒られたりもしましたが、何を言われても無視していました(笑)
ただ、そのような状況下でどれだけ友達と遊んでも、ゲームをしていてもやはり自分の頭の片隅には常に勉強しないといけないという思いがあり、勉強をしていない自分にとても罪悪感を感じていました。
その結果、1か月くらいで全く勉強をしないという最悪の状況からは抜け出せたものの
それからは受験動画ばかりを見たり、勉強のやり方や体験談を読むことに時間のほとんどを使ってしまうようになりました。
そんな中でいろんな勉強動画を見ていると、一つの気になったアドバイスがありました。
それは「大学ごとで入試の傾向は違うため、自分に合う入試傾向の大学を探せ」というようなものでした。
それはつまり、それぞれの大学によって重要視されている力が違うため自分の得意分野を活かせる大学を受験をしたほうが良いということ。
英語に関して言えば、関西大学が長文読解能力に力を入れているのに対して、立命館大学では長文読解能力・文法・語彙など満遍ない知識が必要とされています。
このような入試傾向を基に自分自身の得意分野が活かされやすい大学を見つけることで得点率を大幅に上げることが出来ます。
僕の場合は今までの勉強法からも関西大学より立命館大学の入試傾向の方が向いていることは明らかでした。
実際に僕が関西大学の入試問題を解いていた時は平均で5割5分ほどだったのに対し、立命館初回得点率は7割程度でした。
正直これほど同じレベルの大学で得点率が変わるとは思っておらず、とても驚きました。
それと同時に自分が勉強してきたことは力になっていたと感じることが出来たことで勉強に対するモチベーションが戻り、うまくスランプ期を脱することが出来ました。
これは塾講師をしていても感じることなのですが、最近の入試では関西大学に落ちて、同志社大学に合格しているような生徒をよくに見かけます。
この生徒たちが一概に受験問題の傾向がその生徒たちに合っていたということは出来ませんが、少なからずそのような影響はあると思います。
このようなことからも色んな大学の過去問をやってみて自分に合った入試傾向の大学を探すというのはとても効果的な受験戦略だと思います。
もし現在、第一志望で絶対にここに行きたいという大学が無いのであればこのような方法を是非参考にしていただければと思います。
以上が僕のスランプ期を乗り越えることが出来た対処法でした。
【この記事を書いたもう一つの目的】(重要)
実は僕がこのスランプ期におけるお話だけで記事を書こうと思ったのは、皆さんにスランプ期における僕の対処法を知ってもらって、ご自身のスランプ期に活かしてもらいたいということだけが目的ではありません。
現在スランプに陥っている人やこれから先にスランプに陥ってしまった人に向けて、この体験談を読むことで同じような気持ちの人たちが受験勉強しているという事実を知ってもらいたいと思いました。
簡潔に言えば、
あなただけがしんどい思いをしているわけではないということです。
昨年僕の生徒の中で通信高校に通っていて、中学校からの勉強スタートというような子がいました。
その生徒は毎日12時間以上は勉強していて、僕が宿題とは別で出していた追加の課題も完ぺきにこなしていました。毎回の小テストでも9割以上の得点率を常にキープしてすごく勉強熱心な子でした。
ですが第一志望が近畿大学だったこともあり、11月ごろから近畿大学の過去問を初めても思うように点数が上がらず、塾に来ては毎回「自分は自頭が悪いから成績が上がらない」と言い始めるようになりました。
その時期は全く勉強に身が入らず、僕が出した課題の半分以下もやっていないような状況が長く続いていました。
ですがその時に僕自身のスランプの体験談を話したことで、成績が上がらない時期があるのは自分だけでないということを理解し、もう一度勉強を頑張ってみたいと思ってくれました。
そしてスランプを何とか乗り越え、最後まで自分を信じ抜いて勉強をし続けたことで最終的には後期日程で近畿大学に合格することが出来ました。
誰しもが受験にスランプがあるということは聞いたことがある話だと思いますが、実際に自分がそのような状況に陥ってしまったときには冷静に物事を見ることが出来ず、自分だけが成績が上がっていないと考えがちです。
しかし実際はそうではなく、スランプは誰にでも起こり得るものでたくさんの受験生がそのような壁にぶちあっています。
スランプをどのように対処するかどうかが受験の合否にとても大きく関わってくるため僕は皆さんにこの事実を知ってもらうことで、モチベーションを維持していただき、うまくスランプ期を乗り越えていただきたいと思いました。
それこそが記事を書かせていただいたもう一つの理由です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を書くのに合計で17時間くらいは費やしていますが、文才が全くないため、何言ってるかわからないと感じる部分が多々あると思います。(笑)
その点に関しては本当に申し訳ございませんm(__)m
ですが少しでも皆さんがこの記事を読んで、励みや元気になっていただければとても嬉しいです!
次の投稿は『塾なしで偏差値39から立命館大学に一年で合格した僕の体験談について③』についてです。9月から11月ごろの勉強法・進捗・模試結果について書こうと思っていますのでよかったらまた是非見てみてください!
もし、このようなスランプをだれにも相談できず困っているのであればtwitterなどにメッセージを飛ばしてください!(笑)
「誰やねん、おせっかいや」って感じるとは思うのですが…
本当に怪しい感じの人とかではないので安心してください!(笑)
Twitter: @gakusyuuouen39
ブログランキングに参加しております。
よろしければポチっとお願いします!